趣味でグーパン

野球ゲームTRPG

『名探偵コナン ゼロの執行人』感想

見ました。

以下ネタバレ含む感想。


コナンを映画館で見るのは純黒以来。
今回の主役が純黒で大フィーバーした安室の映画なので、そっち方面(観覧車ドカーン遊園地ずずずずーんパンチパンチキックキックドドドーン)の内容を想像していたら180度ちがってビビった。
今回の映画は内容がめちゃくちゃ難しかったです。

純黒が『ワイルドスピード』だったとしたら、今回の映画は『相棒』の世界。
映画のほぼ大半を推理&操作パートで占めており、ちりばめられていた伏線が最後綺麗に回収され、犯人が導き出されたシーンは「おぉ~~」となった。

ただ、最初にも言った通り内容がめちゃくちゃ難しいので、話を追うのが大変。
その原因が、登場してくる警察組織の多さとその仕組みにある。

警視庁、警察庁検察庁、公安×3と国家権力大集合わくわくパレード状態で、これらの組織の仕組みと行動理念を理解できていないと置いてけぼりにされる。
作中、これらについて説明があるにあるものの、次から次へと聞きなれない単語が流れてくるのできちんと理解するのは難く、リピーターが多いのも納得。
改めて見返す楽しさもある作品になっているだろう。

かっちりした推理パートからの、後半怒涛のアクション&超次元コナンワールド展開の流れは、『キングオブプリズム』並の脳内麻薬大量放出、否が応にもテンションがぶちあがるので、最後はハピハピな気持ちで映画館を後にすることができる。

まとめると、きっちりした推理ものをやるならやるで、最後まで貫いてほしかった。というのが正直な感想。
推理パートとアクションパートの温度差がすごいので、推理パートは説明が多く見ていて中だるみし、アクションパートになると勢いがあり余り過ぎて推理パートのことをほぼほぼ忘れた。
内容自体は面白かったし、安室透という男を主人公にするにあたって、これ以上ないというくらいふさわしい内容だったので、全国の安室ファンは見て損はないだろう。


下記どうでもいい感想。

・建造物の映像が出てきて「今回はこれが爆発されるんやろなぁ…」と思ってたら開始即爆発して吐くほど笑った。

・登場するたびポンコツ感が増してく風見、最高。

・あむろとおるきゅんのスケベシーンもりもり大放出サンキュー東映

・博多大吉めっちゃ博多大吉~!上戸彩めちゃくちゃ声優うまい。どっちも違和感なく溶け込んでた気がする。

・やっぱどこでもボール射出ベルトの汚ねぇ花火は最高だぜ。

・千葉刑事かわいかったね。

・英理と小五郎もかわいかったね。

福山雅治めちゃくちゃ浮いてて草。



以上です。