cocシナリオ「狂死ピアニスト」を公開しました
クトゥルフ神話TRPGオリジナルシナリオ「狂死ピアニスト」をpixivで公開中です。
カラオケやイントロクイズを楽しめる娯楽シナリオとなっております。
【シナリオ情報】
推奨人数:2~5人
プレイ時間:4~5時間
必須技能:【芸術:歌唱】や【作成:楽曲】などの音楽関連技能
推奨技能:【聞き耳】【図書館】
傾向:現代日本シティシナリオ
シナリオ:「狂死ピアニスト」/「つちおかうじ」の小説 [pixiv]
以下シナリオに関するネタバレを含みます。
BEMANI好きによるBEMANI好きのためのシナリオ
公開こそつい最近ですが、1年以上前から存在していたシナリオです。
そもそもは、BEMANIコンポーザー好きのフォロワーのために書いたシナリオで、登場するNPCも名前まんまだったり、PCはBEMANIコンポーザー限定だったりと、かなり無秩序でした。
ありがたいことに、プレイしてもらったフォロワーから回してみたいとの声をいただいたので、なんなら普通のシナリオとして回せるように調整を加えたものが、今回公開したシナリオです。
シナリオ作成時のアレ
このシナリオ、改変を加える前はむちゃくちゃな作りになっていて、脇谷が狂った理由を調べなくても進行し、ラストの脇谷を助けるシーンでは鍵なくそのままブースに入れ、家入の遺体を見なくてもシナリオが進むという淡泊具合でした。
私自身、NPCがでしゃばるシナリオが嫌いなので、NPCの過去とか思想とか触れずにクリアしてもいいでしょ。という考えでこういう作りにした覚えがあるのですが、テストプレー終了後、ネタバレを行った際に「なんで家入が死んでるのか意味わからん」とごもっともな意見を言われたのを思い出し、ストーリーにちゃんと家入を絡めることにしました。
調整することで、うまくシナリオにNPCを絡めることに成功したと思っていますが、NPCのでしゃばり問題はほんと難しいですね。
やりすぎてもダメですし、やらなすぎてもダメなので、ここはテストプレーを行ってPLの反応を確認するしかない部分です。
カラオケで盛りあがるという核部分の作りは、シナリオ作成当初から今に至るまで好評だったのがとても嬉しかったです。
なかにはウクレレを持参してカラオケシーン中に弾くというPLが2名も現れ、死ぬほど笑いました。
六本木ということもあり、街中でファンブルした場合、ケバブ屋のオヤジに拉致られ、強制的にケバブを購入させられるという地獄のようなファンブル処理を考えていたのですが、これを入れてたらわけわからなくなったと思うので、省いて正解でした。
最後に
はじめてのシティシナリオでしたが、うまいぐあいに調整もでき、おふざけもでき、でもちょっと怖いと、要素をバランスよく配置できたのではないかと自画自賛しています。
ガチガチの恐怖シナリオは専門外だと自分でも理解しているので、ナメた態度でも回せるシナリオを今後もどんどん増やしていきたいです。
クトゥルフ神話 TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: サンディピーターセン,リンウィリス,中山てい子,坂本雅之
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- 発売日: 2004/09/10
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