cocシナリオ「THE サイゼリヤ」を公開しました
クトゥルフ神話TRPGオリジナルシナリオ「THE サイゼリヤ」をpixivで公開中です。
ミニゲーム性の強いシナリオになっているので、オフセでもオススメのセッションになっています。
【シナリオ情報】
推奨人数：1～4人
プレイ時間：1～2時間
推奨技能：【目星】
傾向：クローズド、SAN値回復シナリオ、ギャグ
シナリオ：「THE サイゼリヤ」/「つちおかうじ」の小説 [pixiv]
以下シナリオに関するあれこれ。
シナリオのネタバレを含みます。
シナリオ作成のきっかけは友人。
このシナリオを作成したのはサイゼリヤにほぼ毎日のように通っている友人のためでした。
TRPG仲間であるその友人は、毎日サイゼリヤに通っては「野菜ソースのハンバーグうめぇ」とツイートしまくる奴で、そんなにサイゼリヤ好きならシナリオでもサイゼ連れてったるわと思い、作成しました。
シナリオを作り出してから完成に至るまではめちゃくちゃ早かった記憶があります。
個人的にですが、自分のやりたいシナリオを書くより、他人のためにシナリオを書く方が筆が進みます。
「このシナリオをこの人にやってほしい！」と思う原動力はむちゃくちゃ大事ですね。自分のためのシナリオだと、自分ができないことと、自分以外の人間がどうリアクションとるかが想像しにくいことが足枷して全然筆が進まねぇ。
シナリオ作りに詰まりやすい人は、「○○さんにやってほしい」を想像してシナリオを作るとやりやすいかもしれません。
作成時・テストセッション時のアレ
サイゼといえば間違い探しだろ。という考えから間違い探し形式のシナリオになり、最初は普通の間違いをちりばめていたのですが、書いているうちに「これくりぃむナントカのビンカン選手権じゃね…？」と思い、バカバカしい間違いをちりばめ、クソギャグに方向転換しました。
結果、方向転換があたり、多くの人に楽しんでもらえているようでうれしいです。
テストセッション時は「ビンカン選手権」のパロディであることを強調しようと、PLが間違いを発見し、報告した際に「ビンカン！」と言っていたのですが、くりぃむナントカも10年前の番組、PL全員にポカンとされました…。
ベーシックに「正解！」に変えてからはわかりやすかった＆正解する喜びからめちゃくちゃ盛り上がってもらえたので、オーソドックスに「正解！」にするのが当たりだったようです。
また、オフセでは早押しボタンを導入し、間違いを発見したら押してもらう形式にしようと思ってたのですが、ボタン買い忘れのため実験することができませんでした。できなかったけどたぶんボタンのほうが盛り上がるんでだれかやってください。
呼び鈴ボタンを押すと、「(」・ω・)」うー！(／・ω・)／にゃー！」と鳴る仕様にしましたが、正直これ古いなという思いもあるので、突然THE JAYWARKが流れ出すとかGMが適宜アレンジしてください。
間違いに関しても同様で、10問にしましたが隠れミッキー的にGMがどんどん間違いを追加してもらって全然かまわないです。
シナリオの性質上、SAN値回復にもかかわらずガンガンSANが減っていくスタイルなので、回復できるポイントは多ければ多いほどいいです。
唐突にキッチンにSAN値が回復する泉が湧き出るとかでも全然いいです。
ニャルラトホテプのでるシナリオはどんなむちゃくちゃしても全部ニャルラトホテプにできるので便利。
また、筆者がジョナサン派のため、サイゼリヤ知識が薄く、書いてから何個か間違いの指摘をいただいてます。（テーブルの上にある調味料が違う、サイゼリヤに商品券はない等）
これもニャルラトホテプのいい加減なまちがいということにして無理矢理切り抜けることが可能。ニャルラトホテプ、最高～。
KPするにあたって
KPするときのコツは、自分が司会者になりきることが一番かと思います。
自分は本家本元ビンカン選手権の有田のようなゲストをクソなめ腐った態度で進行していきましたが、見学させてもらった卓ではKPが児玉清のアタック25みたいになっててめちゃくちゃ笑いました。
KPの皆さんが自由にむちゃくちゃにアレンジしてください。ここは何でもありの空間です。
最後に
書いて思いましたが、やっぱギャグシナリオって最高だなって思います。
気楽に書けるし、KPがむちゃくちゃしても許される空気がある。
書いてるうちはクソつまんねーなこれという思いに苦しめられますが、PLは皆優しいので、なんだかんだ愛想笑いくらいはしてくれます。
これからもクソみたいなシナリオを書いていく決心がついた一作になったので思い入れが深いシナリオになりました。
次はクトゥルフ神話生物でドラフト会議するシナリオを書きたいなと思ってます。
第一回選択希望選手、読売ジャイアンツ、ガグ、独立種族
とか言われたら3割30本打ちそうで嬉ションしてしまう。
